【結婚相手を見つけるアプリ】東京都の新たな挑戦!独身証明必須の安心マッチングアプリ開発

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最終更新日:2024年6月13日(

東京都は、少子化対策の一環として、AIを活用した独自のマッチングアプリを開発しています。このアプリは、登録に独身証明書を必要とすることで、安心して利用できることが特徴です。また、AIが価値観診断テストを基に相性の良い相手を紹介することで、出会いから結婚、さらには子育てまでのシームレスな支援を提供することを目指しています。

東京都の合計特殊出生率が全国で初めて1を下回った現状を受け、都は少子化問題の解決に向けてこのアプリを開発しています。昨年12月から先行利用が開始されており、今年夏には本格稼働が予定されています。小池都知事は、「希望する誰もが結婚して子どもを産み育てられるよう、シームレスな支援を行っている」と述べています。

このアプリは、18歳以上の独身で東京都内に住んでいる、もしくは勤務・通学している人が対象です。登録時には、名前・生年月日・最終学歴・年収などの基本情報に加え、免許証や源泉徴収票、顔写真、独身証明書が必要です。これにより、既婚者が紛れ込むことを防ぎ、信頼性を確保しています。

登録後はオンライン面談を行い、プロフィールや自己PRをマイページに入力します。その後、価値観診断テストを受け、AIが相性の良い相手を紹介します。交際を経て結婚に至るまでのステップが明確に設定されています。利用料金についてはまだ未定ですが、有料化も視野に入れられています。

民間のマッチングアプリと比べ、自治体が運営することでの安心感が強調されています。特に、情報の取り扱いや安全対策がしっかりしている点が評価されています。インタビューに応じた28歳の女性は、「自治体が関わっていると安心できる」と述べています。

少子化問題は深刻で、東京都の合計特殊出生率が0.99にまで低下しています。これに対し、都は独自のアプリ開発を通じて、若者の婚活を支援し、少子化の改善を目指しています。マッチングアプリでの出会いが一般的になっている現在、東京都のアプローチは時代に即したものと言えるでしょう。

愛媛県では2015年からAIを活用したマッチングシステムを導入しており、年間で100~150組の成婚が生まれています。東京都のアプリも、こうした他自治体の成功例を参考にしつつ、さらに効率的な出会いを提供できると期待されています。

中央大学の山田昌弘教授は、経済格差が未婚化・少子化の主因であると指摘しています。結婚だけでなく、出産・子育てに至るまでの格差をなくすための抜本的な改善が必要であり、東京都のアプリがその一助となることが期待されています。

東京都が開発中のマッチングアプリは、AIを活用して価値観に基づいた相性の良い相手を紹介し、独身証明書を必須とすることで安心感を提供します。少子化対策の一環として、若者の婚活を支援し、結婚から子育てまでのシームレスなサポートを目指しています。この取り組みが成功すれば、他の自治体にも波及し、少子化問題の改善に寄与することが期待されます。

参考:https://news.ntv.co.jp/category/society/593125711d27418084f995e39745cbc9

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