最終更新日:2024年6月21日()
財務省の公式サイトによると、現在も有効で使用できる昔のお金には紙幣と硬貨の両方があります。具体的には、以下のようなものがあります。
使用可能な紙幣
- 旧壱円券:大黒天、明治18年発行
- 改造壱円券:武内宿禰、明治22年発行
- い壱円券:武内宿禰、昭和18年発行
- A壱円券:二宮尊徳、昭和21年発行
- A五円券:彩文模様、昭和21年発行
- A拾円券:国会議事堂、昭和21年発行
- A百円券:聖徳太子、昭和21年発行
- B五拾円券:高橋是清、昭和26年発行
- B百円券:板垣退助、昭和28年発行
- B五百円券:岩倉具視、昭和26年発行
- B千円券:聖徳太子、昭和25年発行
- C五百円券:岩倉具視、昭和44年発行
- C千円券:伊藤博文、昭和38年発行
- C五千円券:聖徳太子、昭和32年発行
- C一万円券:聖徳太子、昭和33年発行
- D千円券:夏目漱石、昭和59年発行
- D五千円券:新渡戸稲造、昭和59年発行
- D一万円券:福沢諭吉、昭和59年発行
使用可能な硬貨
- 5円黄銅貨:国会議事堂・穴無、昭和23年発行
- 5円黄銅貨:稲穂等・楷書体、昭和24年発行
- 10円青銅貨:平等院鳳凰堂・ギザあり、昭和26年発行
- 50円ニッケル貨:菊・穴無、昭和30年発行
- 50円ニッケル貨:菊、昭和34年発行
- 100円銀貨:鳳凰、昭和32年発行
- 100円銀貨:稲穂、昭和34年発行
- 500円白銅貨:桐、昭和57年発行
- 500円ニッケル黄銅貨:桐、平成12年発行
昔のお金の現代での価値
これらの紙幣や硬貨は現在でも法定通貨として使用可能ですが、実際に流通していることは稀です。多くの場合、コレクターズアイテムとしての価値が高く、収集家にとって貴重な品となっています。特に良好な状態で保存されているものは、額面以上の価値を持つことが多いです。
これらの昔のお金が今も使えるという事実は、日本の通貨制度の信頼性を示すものです。過去に発行された紙幣や硬貨が依然として有効であることは、国の通貨に対する信頼を裏付けています。また、これらの通貨が収集家によって高く評価されていることも、日本の歴史と文化に対する関心の高さを反映しています。
現在も使用可能な昔のお金には多くの種類があり、その多くはコレクターズアイテムとしての価値を持っています。これらの通貨が法定通貨としての地位を保っていることは、日本の通貨制度の信頼性と歴史的価値を示しています。過去の通貨を理解し、大切にすることは、未来の世代への貴重な文化的遺産の継承にもつながるでしょう。
参考:https://www.mof.go.jp/faq/currency/07ad.htm