コンパクトカーアバルトのガソリンモデル「F595」と「695」販売終了へ:スポーツカー愛好者への別れ

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最終更新日:2024年6月16日(

2024年6月13日、ステランティスジャパンはアバルトのガソリンモデル「F595」と「695」の日本向け生産を同年5月に終了し、在庫がなくなり次第販売終了すると発表しました。アバルトは2009年に日本市場に参入し、2022年には年間販売台数で世界一を達成するなど、日本市場でも大きな成功を収めてきました。

「F595」と「695」はフィアット500をベースにした高性能モデルで、スポーツカー愛好者に支持されてきました。「F595」は1.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、5速MTのみのトランスミッションで、軽快な走行性能を持ちます。限定モデルとして「F595C」や「F595C 2nd Edition」も提供されています。

「695」はアバルトのフラッグシップモデルで、「Turismo」と「Competizione」のグレードがあり、それぞれにコンバーチブルモデルが設定されています。最高出力180psのエンジンを搭載し、5速ATと5速MTの選択肢があります。

アバルトのガソリンモデルの終了は一つの時代の終わりを意味します。日本市場におけるアバルトの成功は、スポーツカー愛好者に対する訴求力の高さを示しています。今後はEV化の波が進む中で、アバルトがどのようにブランドを進化させていくのか注目されます。ガソリンエンジンのモデルが消えるのは寂しいですが、新しい時代に向けた挑戦が期待されます。

参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/0bfa208362e4dafb9ff5ba970e10d22c0c5bc81c

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