- 日本郵便、約30年ぶりに郵便料金を値上げ:新しい切手とはがきを公開
最終更新日:2024年6月16日14時44分
昔の古い切手を「郵便局で交換する」のと「買取業者に売る」のでは、買取業者に売る方が一般的にお得です。郵便局での交換は新しい切手や郵便商品との交換に限られ、手数料もかかるため現金化はできません。一方、買取業者に売ると、切手を現金化できる上、希少価値の高い切手であれば高額での買取が期待でき、手数料も通常不要です。特に希少性や状態が良い切手は、複数業者に見積もりを依頼するとより高く売れる可能性があります。
特徴 | 郵便局での交換 | 買取業者での売却 |
---|---|---|
目的 | 古い切手を新しい切手や他の郵便商品と交換 | 古い切手を直接現金に変換 |
利用可能なサービス | 切手とはがき、レターパック、特定封筒などとの交換 | 切手の現金化、切手の価格よりも高額買取になるケースあり |
手数料 | 交換には手数料がかかる(99枚まで:1枚あたり5円、100枚上:1枚あたり10円) | 通常、手数料は不要 |
対象切手の種類 | 主に国内使用の切手が対象 | 国内外の切手、特に希少価値の高い切手が対象 |
対象数量 | 大量の交換も可能だが、手数料が高くなる可能性あり | 大量の切手も一括で査定し、買取可能 |
現金化の可否 | 不可能(切手や他の郵便商品とのみ交換) | 可能 |
取扱いの簡便性 | 郵便局に直接持ち込む必要がある | 店舗に持ち込み、郵送、または出張買取サービスを選べる |
この記事では、2つの違いを具体的に解説していきます。
また、昔の古い切手を交換または売却以外で対応する場合、切手一覧(シリーズ名と歴史)、世界一高い古い切手などについてもまとめました。
昔の古い切手を交換する2種類の方法:郵便局で交換と買取業者で現金化
郵便局で昔の古い切手の交換する場合(新しい切手などと交換):手数料が必要
古い切手を持って郵便局に行くとお金と交換(換金)できるのか?現金化は不可能
郵便局では、古い切手を直接お金に交換(換金)するサービスは提供していません。交換は新しい切手や他の郵便関連商品に限られています。
お手持ちの古い切手と郵便局で交換可能なもの:新しい切手、はがき、レターパックなど
- 新しい切手:古いデザインの切手や余っている古い切手を、最新のデザインや必要な額面の切手と交換することができます。
- はがき:通常の郵便はがきや特殊なデザインが施されたはがきなど、様々な種類のはがきと交換可能です。
- レターパック:切手と同等の価値があるレターパックとの交換も選択肢の一つです。これにより、荷物の発送準備がスムーズに進みます。
- 特定封筒:レターパック封筒やスマートレター封筒など、特定の封筒類と交換することができ、これらは郵便での発送に直接使用可能です。
古い切手を新しい切手に交換する手数料:99枚まで1枚あたり5円、100枚以上1枚あたり10円
古い切手を新しい切手に交換する際の手数料は、交換する切手の種類や数量によって異なります。
切手類/はがき種類 | 99枚までの手数料(1枚あたり) | 100枚以上の手数料(1枚あたり) |
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郵便切手・通常はがき | 5円 | 10円 |
往復はがき・郵便書簡 | 10円 | 20円 |
特定封筒(レターパック封筒・スマートレター封筒) | 42円 | 60円 |
10円未満の郵便切手や通常はがき | 合計額の半額 | 10円 |
また、郵便局では大量の切手の交換も可能です。ただし、100枚以上の切手を交換する際は、切手を種類ごとに分類し、適切な形で提出する必要があります。
この処理には、99枚以下に比べてさらに高い手数料が発生します。
例)10円未満の郵便切手の交換手数料
99枚までの交換
もし、あなたが9円の切手を持っていて、これを交換したい場合、交換手数料は切手の合計額の半額になります。つまり、9円の半額、4.5円が1枚あたりの交換手数料となります(通常は四捨五入され、5円になることが一般的です)。
100枚以上の交換
同じ9円の切手を100枚以上交換する場合、1枚あたりの手数料は一律10円になります。これは、大量の交換に対する一律料金として設定されており、小額切手の場合、交換コストが額面価値を上回ることがあります。
切手をレターパックに交換する手数料
切手をレターパックに交換する手数料は、切手の額面とレターパックの種類によって異なります。交換を希望するレターパックの料金が切手の額面を超える場合、差額分を支払う必要があります。また、交換手数料が別途必要になる場合もあるため、詳細は郵便局での確認が必要です。
1円切手の交換手数料
1円切手も同じく1枚あたり5円(99枚まで)または1枚あたり10円(100枚以上)の交換手数料がかかります。
買取業者で昔の古い切手を売却する場合(現金と交換):現金化可能
昔の古い切手を郵便局で交換する方法と、買取業者に売る方法がありますが、どちらがより良い選択肢かは、切手の種類、状態、そして何を最も重視するかによって異なります。郵便局では、新しい切手や他の郵便関連商品と交換することができますが、現金化はできません。一方で、買取業者を利用すると、切手を直接現金に変えることが可能です。
買取業者で切手を現金化する方法:店舗持ち込み、郵送、出張買取の選択肢
買取業者を利用して古い切手を現金化する方法は存在します。これは、直接店舗に持ち込む、郵送で送る、または出張買取を依頼する方法があります。具体的には、切手の種類や状態に応じて査定が行われ、その価値に基づいて現金が支払われます。たとえば、記念切手や未使用の郵便切手は高価買取の対象となることが多いです。
買取業者で大量の切手も交換可能か?大量の切手も一括査定で買取可能
買取業者では大量の切手の買取も可能です。大量の場合でも、個別に査定を行い、その合計額で買取を進めることができます。たとえば、収集家がコレクション整理のために数百枚の切手を売却するケースでは、一括して高額での買取が期待できる場合があります。
手数料はかかるのか?通常は手数料不要、郵送買取は送料発生の可能性あり
一般的に、買取業者が切手を買い取る際に別途手数料を請求することは少ないです。ただし、郵送買取の場合、送料が発生することがありますが、多くの業者では一定額以上の買取で送料無料にするサービスを提供しています。
切手をより高く売るためのコツ:未使用、希少価値、市場調査、複数業者比較
切手をより高く売るコツとしては、以下のポイントがあります。
- 未使用かつ無傷の状態を保つ:切手が未使用で、消印がなく、破れやシワがない状態が最も価値が高いです。
- 希少性が高い切手を選ぶ:限定発行された記念切手や古い切手は、一般的な切手よりも高価買取されやすいです。
- 市場価値を事前に調査する:インターネットや専門書を利用して、持っている切手の市場価値を事前に調べておくと交渉がスムーズに進むことがあります。
- 複数の買取業者を比較する:複数の業者に見積もりを依頼し、最も良い条件を提供する業者に売却することで、より高い価格で買取してもらうことが可能です。
おすすめな切手買取業者とは?高額買取事例多数のバイセル
東証上場企業であるバイセルがおすすめです。

口コミ
切手の買取をお願いしました。誠実な対応・説明でとても安心できます!次回も家に眠った掘り出し物が有れば持ち込みたいなと思いました!
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子供の頃に集めた切手や記念硬貨を査定してもらいました。
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- 買取件数の多さ
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- 高額買取の事例
- 東京都足立区での大量切手買取では、1,109,000円という高額での買取が成立しました。これは、特殊切手を含む数点の切手が対象で、業界最高額での買取を自負しています。
- 千葉県市川市では、ふるさと切手や切手シートが1,100,000円で買取されました。顧客からは非常に高い評価を受け、買取のご用命をいただいたことに感謝されました。
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昔の古い切手を交換または売却以外で対応する場合:寄付やコレクションとして保管
使用済み切手は寄付することができるのか?可能、教育資材や慈善活動の資金源
はい、使用済みの切手は寄付することが可能です。多くの非営利団体や学校では、使用済み切手を教育資材として利用したり、慈善活動の資金源として再販したりしています。切手のコレクションが趣味の人々や、切手のデザインに関心を持つ人たちからも需要があります。
使用済み切手を簿外払い戻しや返品することは可能か?通常は不可能
通常、使用済みの切手は簿外払い戻しや返品が不可能です。これは切手が一度使用されると、その価値が消費されたとみなされるためです。ただし、例外として、切手の状態に問題があったり、誤って使用された場合など、特定の条件下では対応が異なる場合があります。
古い切手の処分方法:寄付、コレクション、教育資材として活用
古い切手の処分方法として適切なのは、寄付やコレクションとして保管することです。古い切手を寄付することにより、慈善団体がそれらを教育資源や資金調達の手段として利用することができます。また、歴史的な価値や芸術的な価値を保存するために、自身でコレクションとして整理・保存することも良い選択肢です。
古い切手の使い道でオススメな方法:コラージュ作成、スクラップブッキング、教育教材
古い切手を活用するオススメの方法としては、クリエイティブなプロジェクトに利用することです。例えば、切手を使ったコラージュ作成やスクラップブッキングに取り入れることができます。また、教育の場では、世界の異文化や歴史を学ぶ教材として活用するのも一つの方法です。このように、古い切手を使ったアート作品を作ることで、その価値を再発見し、新しい命を吹き込むことが可能です。
【切手一覧】シリーズ名と歴史:記念特殊切手、普通切手、ふるさと切手など
日本切手
日本切手は、日本郵便が発行する郵便切手の総称で、郵便物の料金を前払いする証明として使用されます。これには普通切手、記念切手、特殊切手などがあり、デザインには日本の文化、歴史、自然、現代のイベントが反映されています。
- 記念特殊切手
- 普通切手
- ふるさと切手
- 公園切手
- 航空切手
- 年賀切手
- 琉球(沖縄)切手
- 満洲切手
切手は収集の対象としても人気があり、日本独自の美しいデザインが特徴です。
具体的に解説します。
記念特殊切手

シリーズ名 | 説明 |
---|---|
戦前の記念・特殊切手 | 日本の歴史的な出来事や重要なイベントを記念して発行された切手 |
人物・動植物シリーズ | 重要な人物や特有の動植物を特集したシリーズ |
観光地・名勝・史跡シリーズ | 日本国内の著名な観光地や名勝史跡を描いた切手シリーズ |
美術・芸術・伝統芸能シリーズ | 日本の美術品、芸術作品、伝統芸能をフィーチャーした切手 |
その他シリーズ | 上記のカテゴリーに含まれない様々なテーマを扱う特殊切手 |
趣味週間 | 趣味や文化活動を促進することを目的として発行された記念切手 |
文通週間 | 手紙のやり取りを奨励し、文通文化を広めるために発行された記念切手 |
グリーティング切手 | 祝福や挨拶を目的としたデザインの切手 |
ふみの日 | 文化的な意味合いを持つ「ふみの日」を記念して発行された切手 |
国体 | 全国都道府県対抗のスポーツ大会を記念して発行された切手 |
国土緑化 | 日本の自然環境保護と緑化を促進するために発行された記念切手 |
戦後記念特殊切手1946-1960年発行 | 第二次世界大戦後の復興や記念行事を記念して発行された切手 |
記念特殊切手は、特定のイベント、人物、文化的な象徴などを記念して発行される日本の切手の一カテゴリです。これらの切手は、通常の郵便料金支払いの機能に加えて、特定のテーマや歴史的な出来事を記念する目的を持っています。一般に、これらの切手は集める価値があると見なされ、切手収集家や歴史愛好家にとって魅力的なアイテムです。
記念特殊切手の特徴としては、通常の郵便切手とは異なり、限定された数だけ印刷されることが多いです。また、発行される際には特定のデザインやテーマが設けられており、そのデザインは通常、記念される事象や人物と密接に関連しています。例えば、オリンピックの開催年にはそのイベントを記念してスポーツをテーマにした切手がデザインされることがあります。
これらの切手は、その美術的価値や歴史的意義により、単に郵便料金を支払う手段以上のものとされています。切手のデザインには、しばしばその国の文化、自然の美しさ、または重要な歴史的事件が反映され、これにより国のアイデンティティや価値を象徴するアイテムとなっています。特に日本では、文化的な祭り、国立公園、有名な歴史的人物など、多岐にわたるテーマが採用されています。
記念特殊切手は、発行日当日に特別な消印を使用して初日カバーとしても販売されることがあります。これは、切手収集家にとって特に価値が高いアイテムであり、発行された切手が最初に使用された日を記念しています。
普通切手

シリーズ名 | 説明 |
---|---|
手彫切手 | 初期の日本の切手で、手作業による彫刻技術を用いて制作された |
小判切手~風景切手 | 小判形のデザインから始まり、後に日本の風景を描いたシリーズに移行した |
昭和切手 | 昭和時代に発行され、多岐にわたるテーマを特色としている |
新昭和切手 | 昭和時代後期に導入され、より現代的なデザインやテーマが特徴 |
産業図案切手 | 日本の産業をテーマにしたシリーズで、工業や農業などが描かれている |
昭和すかしなし切手 | 特定のデザインを省略し、シンプルな構造で発行されたシリーズ |
動植物国宝図案切手 | 日本の国宝級の動植物を描いたシリーズで、自然保護意識の高揚を目的とした |
新動植物国宝図案切手 | 動植物国宝図案切手の更新版で、新たに指定された国宝級の動植物を特集 |
平成切手・日本郵政発足後 | 平成時代に入り、日本郵政が発足した後の時期に発行されたシリーズ |
切手帳・ペーン・ミニパック | 一連の切手を一つの帳、ペーン(ペイン)、またはミニパックにまとめた形式 |
慶弔切手・電子郵便切手 | 慶事や弔事に使用する目的でデザインされた切手と、電子通信を象徴するデザイン |
写真付き切手・フレーム切手 | 個人の写真を切手に印刷できるサービスや、特別なフレームを用いたデザイン |
常的な郵便物の送付に一般的に使用されるため「普通切手」と呼ばれます。
日本で最初に発行された切手は1871年の竜切手で、これは日本の通貨制度が江戸時代から継続していたため、額面が「文」表示されていました。その後の切手は、明治政府による近代化の一環として、より現代的なデザインと額面表示へと変化していきました。桜切手や鳥切手など、日本固有の自然や文化をデザインに取り入れたものが多く見られます。
初期の普通切手は比較的シンプルなデザインでしたが、時代と共により複雑で芸術的な意匠が採用されるようになりました。例えば、田沢切手は日本で初めて切手デザインの公募を行い、採用されたデザインはアール・ヌーヴォー調であったとされます。
日本の普通切手は、その発行から長期間にわたり有効であり、特定の古い切手でも法的に使用禁止とされていない限り、現在も使用が可能です。ただし、使用禁止とされた切手や、有効期限が設定されていた記念切手なども存在します。
現在、日本郵便が発行する普通切手の多くは、日本の自然や動植物をモチーフにしたデザインが採用されており、「日本の自然」シリーズなどがあります。また、偽造防止のための特殊インクの使用や、デザインの定期的な更新が行われています。
普通切手はその利便性から広く利用され、切手収集家にとっても収集の対象となる魅力的なアイテムです。年代ごとの歴史や文化が反映されたデザインは、その時代の社会背景や技術の進歩を映し出しています。
ふるさと切手

シリーズ名(地域別) | 説明 |
---|---|
北海道 | 北海道独自の自然と文化をテーマにした切手 |
東北 | 東北地方の歴史的名所や自然を描いた切手 |
関東・南関東 | 関東地方と南関東の特色ある景観やイベントを描いた切手 |
東京 | 東京のランドマークや文化イベントを特集した切手 |
信越 | 新潟県と長野県の自然や文化祭を描いた切手 |
北陸 | 石川県、富山県、福井県の伝統と自然を描いた切手 |
東海 | 愛知県、岐阜県、静岡県、三重県の文化や自然をテーマにした切手 |
近畿 | 大阪、京都、兵庫など近畿地方の文化や行事を描いた切手 |
中国 | 広島県や岡山県など中国地方の自然や文化祭をテーマにした切手 |
四国 | 四国四県の自然や伝統行事を描いた切手 |
九州 | 九州地方の自然や歴史的名所を特集した切手 |
沖縄 | 沖縄独特の文化や風景を描いた切手 |
県の花 | 各県を象徴する花をテーマにした切手 |
民営化後(日本郵政) | 郵政民営化後に発行された全国版ふるさと切手 |
ふるさとセット | 特定のテーマやイベントに焦点を当てた複数の切手を含むセット |
ふるさと切手は、日本郵便が発行する切手シリーズの一つで、1989年から発行が始まりました。これらの切手は、日本の各地方の文化、自然、歴史的名所、地域行事などをテーマにしており、その地域固有の魅力や特色を反映したデザインが特徴です。
当初、「地方切手」という名前で知られていましたが、切手収集家たちによる愛称「ふるさと切手」が公式名称として採用され、1990年からこの名称が使用されるようになりました。この名前の変更は、日本郵趣協会の提案によるもので、地方切手という言葉が国際的には特定地域限定の使用とされる意味合いを持つため、全国どこでも使用可能な切手としては「ふるさと切手」の方が適切だと判断されました。
発行初期は、切手がその企画を行った郵政局の管内でのみ販売されることが多かったですが、事実上、全国の主要な郵便局でも取り扱われていました。2008年以降、日本郵便はふるさと切手の地域限定販売を止め、全国的に販売する形式に変更しました。
ふるさと切手のデザインは、地域ごとの自然景観や文化、名産品、祭りなど、その地域を象徴する題材を選び、地元のアーティストやデザイナーが図案を提供することもあります。特に好評なデザインは増刷されることもありますが、一部は形状を変えて再発行されることもあります。例えば、シール式のふるさと切手も存在し、これは従来の印刷方式から変更されたものです。
このように、ふるさと切手は地域の魅力を全国に広め、郵便を通じて文化交流を促進する手段としても機能しています。切手収集家だけでなく、多くの人々にとって親しみやすいテーマであるため、収集だけでなく実際の郵便利用にも用いられています。
公園切手

シリーズ名 | 回数 | 発行期間 | 種類 | 説明 |
---|---|---|---|---|
第一次国立公園切手(戦前) | 8 | 1936〜1941年 | 32種 | 最初の発行では4種類を提供、その後は4種類と1種の小型シートをセットで発行。一部は台湾で発行された |
第一次国立公園切手(戦後) | 13 | 1949〜1956年 | 38種 | 最初の6回は4種と1種の小型シート、その後は2種と1種の小型シートをセットで提供 |
第二次国立公園切手 | 25 | 1962〜1974年 | 52種 | 最初のセットでは4種を提供、その後のセットでは毎回2種を発行 |
国定公園切手 | 41 | 1958〜1973年 | 59種 | 各発行で国定公園を描いた1種または2種の切手を提供 |
公園切手は、特定の国立公園や国定公園をテーマにした切手シリーズです。これらの切手は主に自然保護区、公園の美しい景観、特有の野生動植物など、公園内の特徴的な要素を描いており、集める楽しみを提供すると同時に、自然保護の意識を高める役割も果たしています。
公園切手は多くの国で発行されており、各国の自然保護地域を紹介する手段として利用されています。日本では国立公園や国定公園をテーマにした切手が発行されており、これらは特に美しい自然景観や地域固有の文化的要素を取り入れています。
例えば、日本の国定公園切手シリーズでは、秋吉台国定公園や飛騨木曽川国定公園など、特定の公園をフィーチャーした切手があります。これらの切手は、その地域のカルスト地形や美しい川の流れ、歴史的な城を背景にした景観など、公園の特色を捉えたデザインが施されています。
また、公園切手はコレクター間での人気も高く、特にシート状態で保存されているものや、希少性の高いシリーズは、切手買取市場においても高価で取引されることがあります。これらの切手は、美術的価値や歴史的価値をも認められており、切手収集家にとっては重要なコレクションアイテムとなっています。
公園切手を通じて、多くの人々はその国や地域の自然環境や文化に触れることができ、自然保護の重要性についても学ぶ機会を持つことができます。このように、公園切手は単なる郵便用品を超え、教育的な役割も果たしています。
航空切手

シリーズ名 | 説明 |
---|---|
芦の湖航空 | 芦の湖をテーマにした航空切手 |
きじ航空 | きじ(鳥)を描いた航空切手 |
五重塔航空 | 五重塔をモチーフにした航空切手 |
立山航空 | 立山連峰を描いた航空切手 |
円単位五重塔 | 五重塔をモチーフにした円単位で発行された航空切手 |
円単位立山航空 | 立山連峰を描いた円単位で発行された航空切手 |
大仏航空 | 大仏をテーマにした航空切手 |
五重塔コイル | コイル式切手で発行された五重塔をモチーフにした切手 |
航空切手は、航空郵便の料金を支払うために特別に発行された切手です。これらの切手は、一般的に郵便物が航空機を利用して配送される際に使用されます。航空切手は、通常、地上での郵便と比較して高速で配達される航空郵便の高額な料金をカバーするために使われ、そのため額面も比較的高いものが多く見られます。
航空切手の歴史は1911年にさかのぼりますが、正式な航空切手として広く認識されているのは1917年にイタリアで発行されたものからです。これは、航空郵便がまだ新しいサービスであり、主に試験的な目的で行われていた時期です。航空切手のデザインは通常、飛行機や飛行船、鳥など、空を飛ぶモチーフが描かれることが多いです。
日本においては、最初の航空切手が1929年に発行されました。これは、国内外の航空郵便用として特別に設計されたもので、戦後も1953年まで継続して発行されました。しかし、航空郵便が速達郵便制度に統合された後は、専用の航空切手の発行は終了し、日本国内では普通切手が航空郵便にも使用されるようになりました。
現在、多くの国々では航空切手が依然として発行されており、国際郵便や特定の高速配送サービスの料金支払いに使用されています。航空切手のコレクションは、デザインの美しさや歴史的価値から、切手収集家の間で人気のあるカテゴリの一つです。
年賀切手

シリーズ名 | 説明 |
---|---|
年賀切手 | 新年の挨拶状用に特別にデザインされた切手。一般的に新年の象徴や干支をテーマにしたデザインが多い |
お年玉小型シート | 年賀状の送り主がお年玉くじに当選する可能性のある小型シート。特定の年賀切手と一緒に発売される |
海外差額用 | 海外への年賀状送付用に設定された差額切手。国内の年賀切手とは異なり、国際料金に対応する |
年賀切手は、新年の挨拶を伝えるために使われる特殊な切手で、主に私製はがきや封書に貼って郵送される目的で発行されます。これらの切手は、特に新年の挨拶状である年賀状の郵送に使用されるためにデザインされており、日本を含むいくつかの国でポピュラーです。
年賀切手の歴史は、新年の挨拶を郵便で送る文化が根付いている国々で見られます。特に日本では、年賀状の文化が深く、多くの人々が新年の挨拶を交換するためにこれらの切手を利用します。日本での年賀切手の使用は、逓信省(現在の日本郵便)が年賀郵便の取り扱いを増やすために1935年に初めて発行を開始したことに由来します。
当初、年賀切手は新年に間に合うように前年の12月に発売され、新年の挨拶を迅速に配達する手段として提供されました。デザインは、一般的にその年の干支や日本の伝統的な風景、文化的アイコンが描かれ、集める楽しみも提供します。
年賀切手は他の国々でも見られ、それぞれの文化や習慣に合わせたデザインが施されています。例えば、中国や韓国、台湾では、同様に新年の挨拶用の切手が発行され、それぞれの新年の日に合わせて使用されます。
現代では、年賀切手は単なる郵便料金の支払い手段を超え、コレクターアイテムとしても価値を持ちます。特にデザインが美しいものや、記念版などは、切手コレクターから高い評価を受けています。また、日本郵便は特定の年には、特別なデザインやテーマを持つ年賀切手を発行しており、それが新年の文化を彩る一部となっています。
琉球(沖縄)切手

シリーズ名 | 説明 |
---|---|
琉球記念 | 記念切手シリーズ。特定の歴史的または文化的なイベント、重要な日付、または顕著な人物を記念して発行された切手 |
琉球通常・航空・年賀 | 通常切手、航空郵便切手、そして年賀切手を含むシリーズ。日常的な郵便物のための通常切手、航空郵便用の航空切手、新年の挨拶に使用する年賀切手が含まれる |
琉球(沖縄)切手、または琉球切手とは、1945年から1972年までの間、アメリカ軍統治下の沖縄で使用されていた切手です。これらの切手は日本本土の復帰前に発行されたもので、当時の沖縄がアメリカの行政管理下にあったことを反映しています。
切手は、戦後の沖縄における郵便システムの再構築と運用に不可欠な役割を果たしていました。初期の段階では、戦前の日本切手が米軍の印を押されて使用されることがありました。1948年からは沖縄特有のデザインと「琉球郵便」の表記を持つ切手が導入され、その後の切手はB円と呼ばれる琉球政府の独自通貨で表記されるようになりました。
1972年の沖縄の日本復帰に伴い、これらの切手の使用は停止され、「デッド・カントリー」として収集の対象となりました。切手収集家にとって、これらの切手は特別な価値を持つアイテムです。全世界の切手収集家にとって、スコットカタログ(Scott catalogue)では沖縄切手をアメリカ切手の一部として扱っていますが、そのデザインと発行背景には沖縄の歴史が色濃く反映されています。
満洲切手
満洲切手は、1932年から1945年まで存在した満洲国で発行された切手のことを指します。これらの切手は、その時代や政治的背景を反映しており、多くは満洲国の象徴的な建築物、重要な人物、特有の風景、記念事業などがデザインされています。
満洲国とは、日本が満州事変を機に中国東北部を実効支配下に置き、建国された傀儡国家です。この国は、日本の影響下にある政策や文化政策を進める一環として、独自の郵便制度を設け、切手も独自に発行しました。これにより、満洲国の存在と主権を内外に示す役割を果たしていたのです。
満洲切手は、国家の政策やイデオロギー、経済発展を国内外に宣伝する手段として利用されました。例えば、満洲国の初代皇帝である溥儀の肖像が描かれた切手や、国家建設のシンボルである建国神廟、重要な産業施設がデザインされています。また、特定の記念日や国家プロジェクトを記念するシリーズも多く発行され、これらは当時の政治的・文化的なメッセージを伝えるのに役立っていました。
切手はまた、満洲国内外での郵便サービスに使われ、国内の行政機構や日本本土との連携を象徴する役割も担っていました。満洲国が終戦を迎え、ソビエト連邦による占領を経て中華人民共和国に組み込まれるまでの間、満洲切手は郵便史だけでなく、政治史の一部としても重要な位置を占めています。
初日カバー
初日カバーは、新たに発行される切手に最初の使用日に押された特別な消印がされた封筒や絵葉書を指します。これは切手収集家にとって非常に価値のあるアイテムであり、限定された数や特殊なデザインによって収集の対象とされます。
この封筒は、発行日に公式に郵便局から発送され、その日の特別な消印が押されることで「初日カバー」としての認証を受けます。消印には、その切手のテーマや重要性を象徴するデザインが含まれることが多く、切手の発行を記念する意味も持ちます。
初日カバーは、郵便利用者が偶然にその日に切手を購入し使用することで自然発生的に生じる場合もありますが、多くの場合は意図的に作成されます。郵政当局や切手商、美術商が特別な封筒をデザインし、これに新切手を貼り消印を押すことで、記念品やコレクターアイテムとして提供されます。
初日カバーに使用される封筒は、単なる郵便アイテム以上のものと見なされることが多く、「カシェ」と呼ばれる封筒には芸術的なデザインや関連イラストが印刷されています。これに対して、デザインが施されていない通常の封筒を使用したものは「白封」と呼ばれます。
初日カバーの製作は1920年代のアメリカで始まり、その後世界中で広まりました。日本では1940年代後半から一般的に製作されるようになり、今日では新しい切手が発行されるたびに郵便局や切手商によって様々な初日カバーが作成されています。
初日カバーの収集は郵趣の一環であり、特に美術的価値の高いものや珍しいデザインのものは高い価値を持ちます。また、実際に郵便として使用された初日カバーは「実逓カバー」としてさらに珍重されることがあります。
記念カバー
記念カバーは、特定の歴史的、文化的、または社会的なイベントを記念して発行される郵便封筒です。これらは通常、特別なデザインが施され、特定の日付に関連する消印が押されることでその記念日を祝います。記念カバーは切手収集家の間で高い人気を誇り、その発行は特定のイベントや節目と密接に関連しています。
記念カバーはその美術的なデザインと歴史的価値から、単なる郵便物を超えたコレクターズアイテムと見なされます。しばしば、これらの封筒には記念する事件や人物に関連したイラストやアートワークが描かれ、特別にデザインされた切手が使用されます。消印もまた、そのイベントにちなんで特別にデザインされることが多く、その日付が記念カバーの価値をさらに高める要素となります。
例えば、オリンピックの開催や国の独立記念日、重要な歴史的事件の周年などが記念カバーの題材になることがよくあります。これらは、そのイベントが発生した地域の郵便局から発行されることが一般的です。
記念カバーの製作は、イベントの公式記念品として組織されることもあれば、民間の切手商や芸術家によって独自に行われることもあります。これらのカバーは、イベントの公式記録や記念品としての価値を持つため、発行数が限定されることが多く、時間が経つにつれてその希少価値が高まります。
さらに、記念カバーは郵便史の一部としても重要であり、特定の地域や時代の郵便制度や文化に光を当てる資料としても利用されます。これらは文化的な記念物として、また教育的なリソースとしても価値があります。
フレーム切手
フレーム切手は、日本郵政が提供するカスタマイズ可能な切手サービスです。このサービスでは、特定の枠(フレーム)の中に、個人が選んだ写真やイラストを挿入できることが特徴です。この切手の独特な形状は、中央に写真やイラストを配置する空白の領域と、その周囲を囲む実際の郵便切手部分から構成されます。
フレーム切手は2006年にサービスが開始され、郵政民営化の流れを受けて日本郵便によって引き継がれました。消費者は63円または84円の額面の切手シートを選び、縦3.8cm×横3.2cmのサイズの枠に自由にデザインを施すことができます。利用者は10枚一組の切手を注文でき、全ての切手に同じデザインが印刷されます。
デザインの提出は郵便局の窓口や、2007年からはローソンのWebサービスを通じても可能になりました。また、特定のキャラクターやブランドを用いたフレーム切手も展開されており、リラックマやハローキティなどの人気キャラクターを利用したデザインが追加されました。
法人向けには、よりカスタマイズが可能なオリジナル版も提供されており、こちらはシートごとに異なるデザインを設定できます。このサービスは新しいマーケティングツールとしても利用され、地方自治体や企業が特定のイベントやキャンペーンに合わせて特別な切手を制作しています。
フレーム切手は、個人の記念品やギフト、コレクションアイテムとしてだけでなく、地域振興やブランディングの手段としても注目されています。このサービスは切手コレクターや写真愛好家に新たな創造の場を提供し、日本の郵便文化に新しい一頁を加えています。
外国切手
世界の切手には非常に多様な種類が存在し、その数は約50万から60万種類とも言われています。これらは国や時代、発行の目的やデザインによって大きく異なります。毎年、世界中で1万種以上の新しい切手が発行されており、それぞれの切手にはその国の文化、歴史、自然、技術革新などが反映されています。
例えば、日本だけでも約4800種類の切手が発行されており、これには通常の郵便用切手だけでなく、特別なイベントや記念日を祝うための記念切手も含まれます。また、日本の切手のデザインには、自然、伝統文化、現代のポップカルチャーなど幅広いテーマが取り入れられています。
世界中の切手を収集することは、多くの切手収集家にとって趣味であり、情熱です。切手収集を通じて、世界各国の歴史や文化、芸術を学ぶことができます。例えば、アメリカでは歴史的人物や重要な社会的出来事を記念した切手が多く、イギリスでは王室関連や自然保護がテーマの切手がよく見られます。
国一覧
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- ルクセンブルク
- ロシア
- 国連
昔の古い切手に関する豆知識:切手の起源、日本初の切手、最大と最小の切手
- 切手の起源:切手は1840年にイギリスで初めて発行されました。この時発行された「ペニー・ブラック」と呼ばれる切手には、女王ビクトリアの肖像が描かれており、これが世界初の郵便切手とされています。切手の導入は、郵便料金の事前支払いを可能にし、郵便サービスの利用を一般化しました。
- 国名の表示: 万国郵便連合の規則により、ほとんどの国の切手にはその国の名前がローマ字で表示されています。しかし、切手を世界で初めて発行したイギリスの切手には国名が記されておらず、代わりに君主の肖像のみが使用されています。
- 日本の切手: 日本で最初に発行された切手は1871年の「竜文切手」で、これには二匹の竜が描かれていました。また、日本では明治時代に近代的な郵便制度が導入され、その功績で「日本郵便の父」と呼ばれる前島密によって確立されました。
- 最大と最小の切手: 歴史的に見て、日本で発行された最大の切手は、1948年に発行された「見返り美人」と「月に雁」で、そのサイズは67×30ミリメートルでした。最も小さな切手は、「竜文切手」と「竜銭切手」で、20×20ミリメートルでした。
- 目打ち(パーフォレーション): 切手のギザギザは目打ちと呼ばれ、これは切手を容易に切り取るために導入されました。日本では1872年から目打ちが付いた切手が発行されるようになり、初期の「竜文切手」にはこれがなかったため、手で切り分ける必要がありました。
世界一高い古い切手とは:British Guiana One Cent Black on Magenta(英領ギアナ1セント・マゼンタ)日本円で約9億7,000万円
世界で最も高額で落札された切手は、「British Guiana One Cent Black on Magenta(英領ギアナ1セント・マゼンタ)」という切手です。

この切手は、1856年に英領ギアナで発行されました。非常に希少性が高く、そのデザインは八角形で赤紫色です。2014年のアメリカのオークションで、約950万ドル(日本円で約9億7,000万円)で落札されました。この切手は、当時の切手供給不足を補うために郵便局が臨時に制作したもので、現存する唯一の切手とされています。そのため、世界中の切手収集家にとって非常に価値のあるコレクターアイテムです。
もしかしたら、あなたの手元にある古い切手も思わぬ価格がつくかもしれませんので、一度切手買取業者に無料相談してみましょう。
まとめ:昔の古い切手は郵便局で交換するより買取業者に売却しましょう
記事のまとめです。
筆者の考えでは、昔の古い切手を郵便局で交換する方法と買取業者に売る方法のどちらが良いかは、目的と状況により異なります。郵便局での交換は新しい切手やレターパックに交換する際に便利ですが、手数料が発生し現金化は不可能です。
一方、買取業者を利用すると切手を現金化でき、希少価値の高い切手は高額で買い取ってもらえる可能性があります。特に大量の切手を処分したい場合、買取業者の方が手数料もかからず便利です。切手の状態や市場価値を事前に調査し、複数の業者に見積もりを依頼することで、より高額で売却できるチャンスが広がります。
したがって、切手を現金化したい場合は買取業者、郵便関連商品と交換したい場合は郵便局を利用するのが良いでしょう。
- 古い切手の交換には郵便局と買取業者の2つの方法が存在
- 郵便局での交換は新しい切手や郵便関連商品との交換のみ可能
- 郵便局での直接現金への換金は提供されていない
- 郵便局で古い切手を交換する際の手数料は切手の種類や枚数により異なる
- 買取業者では古い切手を直接現金化可能
- 買取業者での手数料は通常かからず、送料無料のサービスもある
- 大量の切手も買取業者での買取が可能
- 買取価格を高めるには未使用で希少性の高い切手を選ぶ
- 切手の市場価値を事前に調査し、複数の業者で見積もりを取る
- 古い切手の買取は実績のあるバイセルがおすすめ